リキがテレビを克服した!
こんにちは。
先日とっても嬉しいことがありました。
リキが苦手だったテレビを克服しました!パチパチパチパチ。
こんな光景が見られるなんて…(嬉)
テレビが苦手なの??と思われる方も多いかもしれません。
そうです。リキはテレビが怖いのです。
訂正⇛怖かったのです。
家に来た初日に何気なくテレビを付けると、それにビビって吠えまくり、それはそれはパニックドッグでした(汗)
リキがビビるので、慌てて消した時の写真です。何がいるんだ!?と言わんばかり。
そりゃそうです。リキが僕の元へやってのは1歳直前の時。ほぼ成犬です。
それまで保護センターで過ごしてきたリキはテレビなんて物はもちろん見たことがなく、未知の物体だったのです。
普通に仔犬の頃から一般家庭に飼われ生活してきたワンちゃんにとっては普通の事でも、そこそこ大きくなってから飼われるワンちゃんにとっては普通じゃないんですよね。
思い描いていた『ソファで犬とくつろぎながらテレビを観る』というシーンは遠い夢となりました(笑)
ということで、僕はテレビを観るのをやめました。
その期間、約1年。
以外に静かでいいもんです(笑)
そうして1年ほど、ほぼテレビを観ない生活をしてきましたが、ここでやってきたのが新型コロナ禍。
家にいる時間が増えた僕は、リキとソファでテレビを観ながらくつろぐという夢を叶えるべく特訓することに!やっぱりたまにはテレビ観たいもん。
①まずは小さいテレビで。
②音から慣らす。
親がリキの練習用にと、14インチの小さいテレビをくれました。
まずは画面が見えないように裏っ返して音だけ流しました。
するとどうでしょう…。吠えまくるではありませんか…‼‼
想像以上に手ごわいです…。
なので小っっっさい音から始めることにしました。聞こえるか聞こえないかの音から。
何日もかけて少しづつ音を大きくして慣らします。
音に慣れてきたら、裏返しのテレビを少----しづつ角度を変えていきます。
1ヶ月ほど経過した頃ですかね、画面を御開帳!案の定ビビるリキ。
でも以前よりは反応が薄いぞ!ちょっと吠えるくらい。
本当はここまでの過程でご褒美をあげて、テレビ=良いことに結びつけるトレーニングをするのが良いのだと思います。
けど僕は別の方法にトライします。
「何を騒いでいるの?作戦」です。
リキがビビッて反応しても、僕は普段の生活を続けます。
いつも通りご飯食べたり、リキに話しかけたり。
テレビなんかついてないかのように。
これを何日か続けていると、、、効果てきめん!
ある時へっちゃらになっちゃいました!
そして小さいテレビに慣らした後に、大きいテレビへ少しづつ同じ作戦で進めます。
完全に克服しました。
正直もう少し時間がかかるかな、と思っていたので、リキの適応力に感動です。
一度慣れてしまうと、とことん平気なんですね(笑)
テレビなんかお構いなし!
今ではテレビの中の猫ちゃんを追っかけようとしたり、わんぱくぶりを発揮しています。
普通のことがやっとできるようになっていく。これがこんなにも嬉しく思うのは、保護犬ならではではないでしょうか。
特別な芸なんてできなくてもいい。一緒に楽しく暮らしていければ僕は幸せです。